テーブルクロスの歴史
食卓にテーブルクロスを掛ける文化は元々西洋のものでしたがその歴史は古く、フィンガーボウルと共に古代エジプト文明の時代からすでにあったとされています。
しかしそんなテーブルクロスが一般的に利用されるようになったのは8世紀~10世紀にかけての中世ヨーロッパの頃でした。
当時のテーブルクロスはやはり食卓を覆う一枚の大きな布でしたが、その利用方法は現在のようなテーブルを汚れから守るためのものではなく、当時の食事スタイルが基本的には手づかみだったためか、脂やソースで汚れた会食者の手や口を拭うナプキンや、またエプロンのような役割りを果たし、そのためんい製作されていました。
そのためエプロンという言葉は、小型のテーブルクロスを意味する中世フランス語の「Naperon(ネプロン)」が語源だとされています。
しかしこのようなテーブルクロスの利用方法は、毎回洗濯をしていたとしてもやはり当時の洗濯技術では汚れを完全に落とすことは難しく、何度も使用しているうちにコレラや赤痢などの流行り病を蔓延させる原因となってしまいました。
そこで個々で利用するための安いナプキンが制作され、エプロンが作成され、次第にテーブルクロスは食卓における装飾的な役割りを担うようになっていったのです。
同時にヨーロッパではレースの刺繍も流行し、それは必然的な流れとしてテーブルクロスにもレースがあしらわれるようになると、それまで長方形の簡素な布だったそれは、丸型や透かしがあるタイプなど、さまざまなデザインが製作されるようになりました。
そして現代においては、布時への印刷技術の発達と共に、オリジナルテーブルクロスは販促用品としても利用し始められ、企業名や商品名などの宣伝広告がプリントされ、展示会場や販売店などを彩るアイテムとして利用されています。
そして通販型格安オーダーメイド専門店である当社においてもそんなオリジナルプリントのテーブルクロスを激安で特注制作を承っております。どんなデザインやどんなサイズでも精巧かつ迅速に作成することが可能となっておりますのでお気軽にお申し付け下さい。